
本州では限られた場所でしか見ることができない、淡い紅色の花をつけるホザキシモツケが栃木県日光市の湿原で咲きそろい、訪れる人を楽しませています。
ホザキシモツケは高さ1メートル余りに育つバラ科の植物で、枝先に淡い紅色の小さな花が穂のように集まって咲くのが特徴です。
本州では限られた場所でしか見ることができず、標高およそ1400メートルの奥日光にある湿原、戦場ヶ原や小田代原には群生地があります。
このうち小田代原では7月上旬からホザキシモツケが咲き始め、湿原をピンク色に彩っています。
遊歩道から見渡す角度によっては風になびいた花々が淡く色づいた霧のように見えることもあり、訪れた人たちは立ち止まって写真を撮ったり眺めたりしていました。
奥日光の自然を紹介している日光自然博物館によりますと、ホザキシモツケはいまが見頃で、8月上旬まで楽しめそうだということです。