
栃木県小山市で、和紙で作られた人形に願いを託して川に流す「流しびな」が行われました。
「下野しぼり和紙」と呼ばれる伝統的な和紙で作られた、高さ7センチほどの人形に願いを込めて川に流すとかなうとされる「思川の流しびな」は、小山市で67年前から続く行事で、夏の風物詩として地元の人たちに親しまれています。
5日は思川の河川敷に浴衣姿の子どもたちなどおよそ300人が集まりました。
参加した子どもたちは、人形をのせた紙の舟を川に浮かべたあと、手を合わせて思い思いの願いを真剣な様子で人形に託し、川に流していました。
小学5年生の女の子は「新体操の大会で入賞できるように願いました」と話していました。
「思川の流しびな保存会」の諏訪ちひろ会長は「自分の身代わりの人形を作ると、その人形が悪いものを払って幸せを運んでくれるという言い伝えがあります。子どもたちの願いが実現してくれたらいいなと思います」と話していました。