
厚生労働省は3日、去年1年間に国内で生まれた日本人の子どもの数を発表しました。
このうち、東京は8万5064人となり、前の年と比べて857人増加しました。
都によりますと、都の出生数がプラスに転じるのは、2015年以来、10年ぶりだということです。
【東京都が力を入れる結婚支援の事業】
少子化の流れを食い止めようと東京都が力を入れているのが結婚支援の事業です。
先月30日には千代田区・丸の内でイベントを開き、およそ900人が参加しました。
都が特に力を入れているのが「結婚に興味があっても一歩が踏み出せない」人たちへの支援です。
今回のイベントでも、結婚に向けた一歩につながるようにと、まずは参加者に自信をつけてもらうためのコーナーが設けられました。
このうち、ボイストレーナーから話し方を学ぶコーナーでは、講師は、参加者たちに初対面の相手に好印象をもってもらうためのコツをアドバイスしていました。
また、自分に似合うカラーを診断するコーナーでは、講師が鏡の前で参加者の顔の周りにさまざまな色の布を当てて似合う色味を診断し、参加者は、メイクや服装の色味について積極的に質問していました。
イベントに参加した20代の会社員の女性は、「婚活はハードルが高いものという印象があるのでこういった気軽に参加できるイベントがあると、『まずは行ってみようかな』と思える。はじめの一歩にすごくいいと思う」と話していました。
また、別の20代の会社員の男性は、「初めて参加したが、イベントに参加することが、自分の『やるぞ』という意識を高めてくれる気がする。アドバイスをもらったことで、次に何をやればいいかわからないという不安がなくなった」と話していました。
イベントを主催した東京都生活文化局の大森有一担当課長は、「結婚に関心はあっても活動できていない人たちを後押しするため、ここ数年いろいろな形で取り組みを展開してきた。都として、出会い、結婚、妊娠、出産、子育てまでシームレスな支援を継続していくことが重要であり、今後も頑張っていきたい」と話していました。