
金の高値が続くなか、成田空港ではことし1月から3月までにおよそ46キロの金が密輸で押収され、押収量は3か月で去年1年間の75%に上りました。
東京税関成田税関支署によりますと、成田空港でことし1月から3月までに金の密輸事件は33件で、押収量はおよそ46キロでした。
去年1年間の金の密輸事件は65件、押収量はおよそ61キロで、わずか3か月で去年の押収量の75%に上りました。
押収された金のうち45キロは粉状にして、200グラムほどを避妊具に入れて小分けにし、体内に隠して持ち込もうとする手口だったということです。
すべて香港からの旅客でいずれも「自分のものだ」と話しているということですが、手口が同じであることなどから税関は組織的な犯罪とみて調べています。
安全な資産と見られている金は中東情勢などの影響で高値が続いていて、小売価格では45キロはおよそ12億円に上るということです。
成田税関支署の齋藤克幸次長は「憂慮すべき状況だ。今後も警戒を緩めず、関係機関と緊密に連携して取り締まりを強化していく」と話していました。