生成AIの普及により俳優や声優の画像や声などが無断で利用される事案が深刻化しているとして、法務省は、有識者による検討会を設け、どういったケースが権利の侵害にあたるかなどについて整理することになりました。

この検討会は、生成AIの普及により俳優や声優の画像や声などが無断で利用され動画や音源などが作成される事案が深刻化しているとして、法務省が設けるものです。
声優が演じるアニメキャラクターの声をもとにAIでキャラクターが歌を歌っているような音源を作成しSNSで公開して収益を得るといった具体的な事例を想定し、どういったケースが著名人が名前や写真を無断で使われない権利「パブリシティ権」や肖像権の侵害にあたるかや、損害賠償を請求できる範囲などについて整理するとしています。
来週から議論を始め、ことし7月ごろに結果を取りまとめる予定です。
平口法務大臣は、記者団に対し「現行の法令や判例の解釈などについて整理し、結果を公表することを目指す。充実した議論がなされることを期待している」と述べました。