
富士山の雪どけに伴って現れる鳥のように見える雪形「農鳥」が、過去10年で最も早く17日、ふもとの山梨県富士吉田市で確認されました。
「農鳥」は春先から初夏にかけて、富士山の山梨県側で雪どけが進み、山肌に残った雪が鳥の姿に見えることから名付けられた雪形です。
ふもとの地域では田植えの時期の目安とされています。
17日、富士吉田市から見て富士山の7合目から8合目あたりの斜面に白い鳥のような雪形がくっきりと現れ、富士吉田市は午前9時半ごろ「農鳥」が確認されたと発表しました。
市によりますと、ことしの「農鳥」の確認は去年より8日早く、過去10年で最も早いということです。
ふもとの田んぼでは「農鳥」が現れた富士山を背景に、農家の人が農業用機械で土を掘り起こすなど田植えに向けた準備を進めていました。
農作業をしていた60代の女性は「いよいよ田んぼや畑の作業が始まって、忙しくなるなという感じです。桜も2週間くらい早かったですし、全体的にいろいろなことが早くなっていますが、おいしいお米がとれるように頑張りたいです」と話していました。