제목   |  [01/23]インフルエンザ流行 “基本的な感染対策と重症化防止を” 작성일   |  2025-01-17 조회수   |  2032

インフルエンザ流行 “基本的な感染対策と重症化防止を”

 

2025年1月15日 18時47分 インフルエンザ

インフルエンザの流行が続く中、東京 港区のクリニックでは「インフルエンザ脳症」や肺炎など、重症化を防ぐため、熱が高い場合にはこまめに水分をとり、熱がこもらないよう薄着を心がけることなどを呼びかけています。

インフルエンザの流行が続く中、東京 港区のクリニックには15日も午前中から発熱を訴える患者が相次いで訪れていて、このうち6人がインフルエンザと診断されました。

また、系列の病児保育施設は定員8人ですが、12月からほぼ満員の状態が続いていて、15日は利用者のうち6人がインフルエンザと診断されているということです。

2歳と3歳の兄弟を預けにきた母親は「連休から長男がインフルエンザにかかり、次男はきょう陽性になりました。経過が気になるので、家でも言動などは注意深く見るようにしています」と話していました。

このクリニックでは、インフルエンザのほかに新型コロナの患者なども増えてきているということで、時田章史院長は「新型コロナもインフルエンザも甘く見ないで、手洗い、うがい、マスクの基本的な感染対策を行ってほしい。また、高熱と脱水は、重症化の要因にもなるので、薄着を心がけるほか、首筋やわきの下などを冷やしたり、こまめな水分補給をしたり、対策をしてほしい」と話していました。

重症化防止に”体の熱を逃がす工夫と水分補給を”

東京 港区のクリニックの院長で日本小児科医会理事も務める時田章史医師は、インフルエンザなどにかかった際、肺炎や脳症などの重症化を防ぐためには、抗ウイルス薬を飲むだけではなく体の熱を逃がす工夫やこまめな水分補給などが重要だと指摘しています。

熱への対応法は

具体的には
▽なるべく薄着で過ごし
▽熱が高くてぐったりしている場合は首やわきの下、太ももの付け根など大きな血管が通っているところを保冷剤などで冷やして体温を下げることが重要だということです。

厚着させたり布団でくるんだりすると、かえって熱がこもってしまい逆効果だとしています。

塩分や糖分も補給を

また、脱水になると高熱になりやすいためこまめな水分補給が重要ですが、塩分や糖分も同時に摂取する必要があります。

経口補水液がなかったり、飲むことを嫌がったりする場合、水や麦茶に加えて
▽ブドウ糖が含まれるラムネなどのお菓子や
▽せんべいや梅干しなど塩分の含まれた食べ物を合わせて食べさせてほしいということです。

それでも重症化してしまったら

ただ、子どもや高齢者などはこうした対策を取っても重症化する場合があり、注意が必要だということです。

時田医師によりますと、今流行しているインフルエンザは肺炎を起こしやすく急速に悪化することがあるため、呼吸が苦しかったり、せきがひどかったりする場合は早めに受診するよう呼びかけています。

脳症への対応は

また、意識障害やけいれんが起きる「インフルエンザ脳症」にも注意が必要です。

幻覚が見えているような様子や、急に部屋の外に飛び出そうとしたりするなどの異常行動があった場合、それにけいれんを起こした場合などは、すぐに医療機関を受診するか、救急車を呼んでほしいとしています。

時田医師は「インフルエンザでも新型コロナでも発熱への対応は一緒で、高熱が重症化の引き金となることがあります。熱が40度を超えた状態で受診した子どもの毛布をはいだら1度下がったということもあったので、薄着を実践してみてほしいです。また、通常のかぜでもうわごとを言ったりすることはありますが、おかしいと思ったら受診をためらう必要はないと思います」と話していました。

인쇄하기