
香川県の小豆島出身の作家、壺井栄の小説「二十四の瞳」をテーマにした観光施設に、物語に登場する子どもの人数と同じ12匹のこいのぼりが掲げられました。
香川県小豆島町の「二十四の瞳映画村」では、壺井栄の小説をもとにこれまでに公開された映画のセットや資料などが保存・公開されています。
12日は、職員が物語に登場する12人の子どもの人数と同じ12匹のこいのぼりをあげました。
こいのぼりは、海からの風を受けて勢いよく泳ぎ始めていました。
また、こいのぼりの周りでは、およそ3万5000本の菜の花が満開となっていて、映画村は観光客でにぎわっていました。
訪れた観光客は「菜の花も満開でこいのぼりも近くで12匹泳いでいてきれいです」とか、「こいのぼりと菜の花のコラボレーションに癒やされます」などと話していました。
こいのぼりは来月6日まで、雨の日や風が強い日をのぞいて毎日、掲げられるということです。